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ふるさと須坂で園児とサッカー〜亀倉町出身のＪリーガー高橋義希選手

2014-06-14 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市亀倉町出身のＪリーガー高橋義希選手（29）＝サガン鳥栖所属＝が10日、須坂双葉幼稚園と日野保育園を訪れ、サッカーボールを使って園児と交流した。
　Ｊリーグは現在、W杯ブラジル大会開催に伴い一時中断している。高橋選手はこの期間を利用し、７日から帰省していた。
　このうち須坂双葉幼稚園は、かつて高橋選手が通った思い出の場所。「（園舎などが）当時と変わっていない」と懐かしみつつ、年少〜年長児105人とボール遊びを楽しんだ。
　園児たちは、友達にボールが当たらないようにドリブルしたり、５、６人で高橋選手からボールを奪うゲームなどをした。高橋選手は園児に囲まれても器用にボールを操り、プロの足技を披露した。
　年長の中島杏ちゃん（６）は「楽しかった。（高橋選手は）とても上手だった」。高橋選手は「園児は元気が良く僕自身も面白かった。『楽しい』と口にしてくれた子もいた。機会があればまた来たい」と笑顔だった。
　高橋選手の幼稚園時代の恩師ら３人も駆けつけ、園児との交流を見守った。年中の時に担任だった浦野（旧姓坂口）郁子さん（50）＝中野市＝は「本当に体を動かすことが好きな園児だった」と振り返る。約25年ぶりの再会に「（当時の）面影がある」と話し、成長を喜んでいた。
　垂沢恵子園長（59）は、高橋選手が「感謝」の文字を添えて贈ったサイン色紙を受け取り「感激した」。プロ選手との交流により、園児たちに「夢をあきらめない大切さが伝わったのでは」と期待していた。
　また、日野保育園ではサッカー交流後、高橋選手と園児が一緒に昼食を取りながら触れ合った。