須坂ニュース

2014-05-17 07:00 am by 須坂新聞

　認定こども園「マリアこども園」（須坂市春木町、安藤誠園長）は、市内初の認定こども園として本年度誕生した。須坂マリア幼稚園に、空き教室を活用し、保育所（マリア保育園）を設置。幼保連携型の認定こども園となった。７日、関係者約20人が出席し、開所式を行った。現在園児は幼稚園85人、保育園11人。
　安藤園長は「笑顔、自信、つながりの三つの理念を大切にしている。みんなで喜び合える場の園で、さまざまな経験と出会いを通じて自信を深める。自分が好きになると自分を大切にできる。自分を大切にする子が育つと人も大切にし、優しさの連鎖がいい社会、素晴らしいまちをつくる。整備では明るい部屋が園児を包むよう色にこだわった。温かい給食が食育を育む」と期待した。
　保育室、乳児室を１階に。職員室を２階に設置。新しい子育て支援の形として、２階に「マリアカフェ」と子育て支援室、厨房（ちゅうぼう）を設置。保護者がつくろげる場やサークル活動ができる発信の場を設けた。
　須坂マリア幼稚園は2016年に60周年の節目を迎える。
　認定こども園は全国に1,359件。県内では現在、15件が認定されている。

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