盗難防止と安全利用のモデル校に須坂園芸高

2014-05-03 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂警察署(大川雄一署長)は、今年度の自転車盗難防止と安全利用のモデル校として須坂園芸高校を委嘱、24日、全校生徒が出席して体育館で行った式で大川署長が生徒会長の山戸敬太君に委嘱状を手渡した。
 須坂署によれば、昨年管内では65件の自転車盗難事件が発生、全窃盗犯の約4分の1を占めている。自転車の盗難は年々減少あしているが、高校生が被害者となる盗難は増加しており、特に無施錠による盗難が大幅に増えている。
 また、昨年発生した269件の人身の交通事故のうち、自転車がからむ事故は約1割の25件あり、約半数が中高生、原因の多くが自転車の誤った通行方法によるものという。
 委嘱式で、大川署長は「自転車は車両であるという認識をしっかり持ち、交通事故の被害者にも加害者にもならないよう、そして、高い防犯意識を持ち、盗難を防止してください」と呼び掛け、生徒会長のあいさつに続いて、交通安全委員長の本藤昴汰君が「私たちは交通ルールを守り、交通安全に努めます。駐輪所では自転車に施錠し、防犯を意識します。私たちは人に優しく、車に優しく、譲り合いの気持ちを大切にします」と宣言した。
 委嘱式では、引き続きDVDの鑑賞や警察署員の講話を行い、交通安全や防犯に対する意識を高めた。
 また、モデル校委嘱に合わせて、警察署員が生徒に啓発チラシを配布、一層の注意を呼び掛けた。

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