村山早生ゴボウをふりかけ・スープにしたのは?

2013-10-12 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂商業高校くますぎクラブ(21人)はこのほど、信州の伝統野菜に認定されている村山早生牛蒡(わせごぼう)を使ったオリジナル商品のふりかけとインスタントスープを作った。今月25〜27日に同校で開く実習販売の須商マーケットで初めて販売する。
 同クラブは実践的な商売を学ぼうと、県内外の職業高校から仕入れた実習商品や、同クラブが開発したオリジナル商品を市内のイベントなどで出店販売している。今回は乾燥物で何か商品化できないかと考え、伝統野菜の地元食材に注目した。
 ふりかけとスープは生徒が発案し、アスザックフーズ(須坂市米持町)に製造を依頼。同社の担当者と話し合いを重ねながら開発を進め、試作を繰り返し、3カ月以上をかけて納得の味や見た目に仕上げた。
 どちらも風味や食感を楽しめるようにとゴボウを大きめにした。ふりかけは「きんぴらごぼう」の味をイメージしながらニンジン、のり、卵、唐辛子を、スープにはニンジン、モロヘイヤを加えて彩りも鮮やかにした。
 商品ラベルのイラストも手掛けた部長の西沢早希さん(3年、須坂市北原町)は「手軽に味わえるので、ゴボウのよさや伝統野菜のよさを食べる人にも感じてほしい」副部長の高橋友菜さん(3年、長野市)は「この商品を通して、ゴボウが好きになってくれる人が増えればうれしい」と話している。
 ふりかけは1袋22g入り、スープは1袋3食セットでともに250円。同マーケットではそれぞれ250袋限定で販売する。

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