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全日本武術太極拳選手権大会〜山崎君がジュニア日本一

2013-08-03 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　第30回全日本武術太極拳選手権大会（日本武術太極拳連盟主催）はこのほど、東京体育館で開いた。須坂太極拳協会（今井律子会長）の山崎貴彦君（小山小６年）が男子ジュニア太極拳２の部で２年連続の日本一に輝いた。
　18歳以下が対象の同部には山崎君を含め東京、福岡、兵庫から小中高生５選手が出場。決められた16の動作を３分以内で演武し、順位を競った。同部は中学生以下が対象のジュニア太極拳１の部（13動作）に比べ、跳んだり片足でバランスを取るなど難度の高い動作が加わる。
　一つ一つの動作に対して「手や足だけを単に動かすだけでなく、体の中心からしっかり動くことを練習からも意識した」という山崎君は、「調子もよく、大会に向けて練習してきたことが本番で出し切れた」と喜んだ。指導員を務める祖母の山崎優子さんは「落ち着いて失敗せずに、練習通り最後までよくできていた」とたたえた。
　今後は一般も対象となる難度の高い総合太極拳の部門に本格的に挑戦していく。ジュニア部門に比べて動作が多くなり、演武時間も約２倍、レベルも格段に上がることから、「集中力が続くように頑張りたい。今度は大人が相手になるけど、県大会で勝ちたい」と意気込んでいる。
　なお、大会には同協会から山崎君を含め８選手が出場した。男子ジュニア太極拳１（中学生以下）の部で島田悠杜君（高山小４年）が４位、男子24式太極拳Ｃ（39歳以下）の部では貴彦君の兄の山崎誠彦君（須坂園芸高１年）が８位に入った。