「カッタカタまつり」市民パワー爆発

2013-07-27 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂の夏を彩る「第36回須坂カッタカタまつり」は20日、駅前通りと国道403号を歩行者天国にしてにぎやかに開かれ、踊り手や観客ら大勢の人たちが繰り出した。この日は最高気温が29.7度(市消防本部の気象観測装置)と真夏日にはならず、雨の心配も一切ない絶好の祭り日和、老若男女が心行くまで市民祭りを楽しんだ。

 当日は午後3時半からおまつり広場(NPO法人NEXT須坂主管)がスタート。路上には食・衣類・雑貨など多彩なフリーマーケットが約40区画並んで大にぎわい、ステージパフォーマンスには須坂市空手協会が、ダンスパフォーマンスには子どもから大人まで10団体が出演、大勢が見守る中で、日ごろの練習の成果を披露した。ダンスの最後では防犯ダンス「イカのおすし」を皆で踊った。
 メーンイベントの踊りの祭典には昨年より4連多い58連(申し込みは2,994人)が参加。市消防団音楽隊パレードに続いて、6時過ぎ、三木市長の開会宣言でスタート、正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて、老若男女が練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「それっ」と元気にジャンプ、パワーを爆発させていた。
 大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きが祭りを盛り上げた。
 また、本部テント脇の一角では市赤十字奉仕団が東日本大震災の義援金を募り、須坂市花火大会実行委員会が26日開催の「須坂みんなの花火大会」のPRと募金活動を行った。東日本大震災には6,192円、花火大会には16,577円が寄せられ、両団体は市民の協力に感謝している。
 主催の実行委員会では「昨年は雨の影響でステージとダンスが中止になったが、今年は予定していたイベントはすべてスムーズに行うことができた。人出も昨年より多く、大勢の人たちに喜んでいただいてよかった。関係する皆さんに感謝したい。今後反省や検討を行い、さらに誰もが楽しめる市民祭りを目指していきたい」と話している。
 なお、コンテストは仮装とデコレーションの2部門で行い、次のような結果となった。
 【仮装】▽最優秀賞 旭小イグッチ〜ズ連▽優秀賞 須坂剣道連盟連▽特別賞 日滝ボンバー連 TAKAHOレンジャー40連 南横町連 
 【デコレーション】▽最優秀賞 東横町連▽優秀賞 八幡町連▽特別賞 いけいけ相森連 南横町連 信州望成会連 馬場町連 きたよこまち連 白石連(なお、子どもデコレーションは全8連が奨励賞)

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