須坂ニュース

2013-07-13 07:00 am by 須坂新聞

　須坂市は11日、平成24年度市税等決算見込みを定例記者会見で明らかにした。市税収入は前年度比7,400万円余減の59億5,100万円余。国保税収入は1,100万円余減の10億3,700万円余。収納率は市税が現年度課税分98.39％で、前年度比0.26ポイント上昇。滞納繰り越し課税分は10.42％で0.40ポイント上昇した。国保税は現年度分93.91％で0.99ポイント上昇。滞納繰り越し分は15.53％で1.67ポイント上昇した。
　収入未済額は、25年度繰り越しとなる市税は7億300万円余。23年度決算時の滞納繰越額（最終調定額）7億5,400万円余に比べ5,000万円余（6.72％）削減した。
　一方、国保税の収入未済額は4億1,500万円余。23年度決算時の滞納繰越額（最終調定額）に比べ2,100万円余（4.99％）削減した。
　市は昨年10月、市税と国保税について、28年度までの５年間に５億円の収入未済額削減を目指す「滞納整理対策チャレンジプラン」を決め、取り組んでいる。１年目の24年度目標額を対前年度未済額比7,005万8,000円と設定し、200万円余上回る7,200万円余を削減した。
　税務課は取材に「１年目の目標額削減を達成することができた。始まっている２年目の目標額（1億400万円）削減に引き続き努めたい」と話す。

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