2013-05-25 07:00 am by 須坂新聞
須坂市文化振興事業団は18・19日、須坂アートパークで今年で8回目の「森の中のクラフトフェア」を開き、全国の52工房が木工・陶芸・染織・ガラスなど多彩な手作り品を展示販売、過去最高だった昨年と同様、2日間で約4,000人が訪れた。
百々川沿いに広がる林の中で「自然と人とぬくもりに出会う」イベントとして平成18年から開催。毎回クラフト仲間の人気が高く、今回も100を超える工房が申し込む中から幅広いジャンルや地域から参加してもらおうと出店者を絞り込み、最終的に長野のほか岩手・宮城・栃木・東京・埼玉・千葉・神奈川・山梨・群馬・新潟・富山・静岡・愛知・岐阜・滋賀・京都・奈良・兵庫の19都府県(前回は16都県)の工房が出店した。
ブースはアートパーク駐車場から須坂版画美術館や世界の民俗人形博物館につながる新緑の小道に並び、来場者は出店者との会話を楽しみながら、お気に入りの品物を買い求めていた。今回は30を超えるブースで実演や体験があり、例年以上に出店者と来場者のふれあいの場が持たれた。イベントとして「工学博士のふしぎ科学工作教室」と「かんたん版画教室」も開かれた。
4回連続で出店し、粘土クラフトなどを販売していた土ぼっくり(岩手県雫石町)の揖斐義孝さん(49)さんは「林の中に差し込む木漏れ日が心地よく、雰囲気がいい。リピーターが多く、遠くから来た甲斐がある。1年ぶりという人も数多くいた」。また、夫妻で訪れていた須坂市馬場町の神田常晴さんと節子さんは「プレゼントとしていいものはないか探しにきた。個性的な作品がたくさんあり、見ているだけでも楽しい」と話していた。
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