幸高〜福島は「幸福ロード」って?

2013-04-07 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 須坂市観光協会は3月30・31日、春のウオーキングイベントの第1弾として、井上地域での「歴史とロマンの幸福ロードウオーク」を開き、両日で市内外から参加した約50人が早春の須坂路散策を楽しんだ。
 幸福は幸高町の幸と福島町の福から命名。以前から「幸福になれる場所としてPRしてはどうか」とのアイデアがあり、一帯には歴史遺産や農業施設なども点在していることから、長野電鉄屋代線の廃線路歩きをミックスさせたウオーキングコースを、廃線後1周年記念として、同協会が初めて設定した。
 コースはお百ショップ井上「桐の里」を発着点に、廃線路(旧井上駅)〜小坂神社〜浄運寺〜越智神社〜廃線路〜トレインギャラリーNAGANO〜福島宿跡〜イチゴ狩り(30分間食べ放題)をめぐる約8km。歴史ロマンあり、初体験の鉄路歩きあり、精巧な鉄道模型あり、おいしい味覚あり、新鮮な農産物販売あり―と、楽しめる要素がふんだんに散りばめられ、参加者も「見どころがたくさんあり、中味が濃いウオーキング」と大喜びしていた。
 初日の旧井上駅ホームでは千曲市在住の歌手冨田和子さんがオリジナル曲「屋代線」を披露するというサプライズもあった。
 コースを設定した観光協会の町井昭彦さんは「幸と福の町が隣り合わせにあるこの立地を生かして、幸福を感じてもらえるスポットとして須坂の観光名所にしていきたい。鉄路歩きも廃線でなければできないことで、参加者の皆さんもワクワクしていた。この幸福ロードとアートパークの恋人の聖地を結びつければ、愛と幸せをはぐくむスポットとして、大きな観光資源になる」と展望している。
 同協会の春のウオーキングイベントは5月に3回計画。3・4日にスイーツ食べ歩き、5・6日に千曲川リバーサイドフラワー、18日に米子大瀑布二輪草の群生地―のタイトルで行う。問い合わせは須坂市観光協会☎026-215-2225。

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