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わらべうたで遊ぼう！〜信州須坂町並みの会

2013-03-31 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 　信州須坂町並みの会（丸山久子会長）の「須坂蔵町わらべうた子育て部会」は21日、市中央公民館で初のわらべうた講座「わらべうたで遊ぼう」を開いた。講師は保育士・幼稚園教諭で子育て支援わらべうた遊び指導者の原山克江さん（長野市）。「人と関わることが好きな子供に育ててあげることはママからの最高のプレゼント。わらべうたは全国的にブーム。子育てや教育にいい。室内で遊ぶ時に覚えておくと役立つ」と紹介した。
　市内外から、生後２カ月から９歳児までの母子13組が出席した。
　丸山会長は「20年かけて町並みが整備された今、次の世代を育てることが大事。須坂の町並みは所有者をはじめ、関係者の努力の積み重ねがあって当たり前に存在するが、まちを愛する気持ちは家族の愛情から生まれる。将来を担う心を育てたいので、歌で泣く子が泣きやむ、できる人を見つけた」と開講の経緯を説明した。
　講師は長野市で４年ほど活動する。「わらべうたはほとんどが二拍子のリズム。安心するのは二拍子だから」「わらべうたは今の時代に適する歌が少ないが、探すと身近にいい歌がある。わらべうたによってまねる力が鍛えられる。主体的に学習する力はまねることで育つといわれる。教えるのではなく、まねて覚えることが本当の学習する力になる」と述べた。
　手遊び、ふれあい遊び、ひざ乗せ遊び、手遊びジャンケン、くすぐり遊びなどでコミュニケーション力を育み、ラジオ体操のように毎日家庭で繰り返すことで、子供の発達の支援をと願った。
　参加した若い母親は取材に「子供を寝かしつける時に最後まで歌いたい」「一緒に遊ぶときに楽しめそう」と感想を語った。
　次回は５月23日午前10時〜11時。丸山会長☎090-9357-1711。参加無料。