2013-02-10 07:00 am by 須坂新聞
豊洲小学校2年生(28人)は6日、生活科授業で栽培した大豆を使って豆腐を手作りし、出来たてを味わった。
以前、豆腐店を営んでいた上野重明さん(73、須坂市北原町)を講師に招き、生の大豆と水を合わせてミキサーで砕き、しぼってから煮立ててにがりを加える生しぼり製法を学んだ。
児童らは6つのグループに分かれて作業した。ミキサーで細かくなった大豆を布袋に入れ、力いっぱいしぼりながら、「プニュプニュしてる〜」と感触を楽しむ児童も。しぼり出された豆乳を鍋に移して加熱すると調理室に湯気が漂い、「お豆腐の匂いがしてきた」と、あちらこちらで感動の声があがった。
にがりを加え、固まると型箱へ。しばらく重しをすると、見事な真っ白い豆腐が出来上がった。
まずは何もつけずに試食。高山優梨さんは「やわらかくて、すごくおいしい」と驚きの表情。山岸歩君は「お豆腐はあまり好きじゃないけど、これだったらいける」と笑顔を見せた。
上野さんは「豆乳の濃度やにがりの関係で失敗することもあるが、今日は全部成功した。子どもたちが畑で作った大豆をこうして豆腐にし、みんなでおいしそうに食べる顔を見ることができて、うれしい」と話していた。
2013-02-10 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy