2012-12-15 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は市道高畑虫送線と交差する市道古池17号線を北に約300m延長する市道の供用を7日、開始した。これまでは市道古池地蔵原線も交わる四差路だったが、五差路となり、優先道路が古池17号線と新たな市道に変更された。このため、市と地元本郷町区・安協の4人が10日まで平日4日間、朝の通勤通学時間帯に立ち会った。区は文書で区民に知らせた。市は区外や市外の利用者にも注意を呼びかけている。
市道高畑虫送線の幅員は約6m。北へ延びた市道と、南から交差する市道古池17号線は共に幅員7.5m。このため、優先道路が逆転し、従来の二つの道路に一時停止を義務付ける「止まれ」の規制標識を設置した。
北へ延びた市道は平成22年度までに完成したが、優先道路の逆転に地元が「交通量の多い東西の道(高畑虫送線)を一時停止にするとかえって危険。五差路も大変危険」と難色を示していた。
1年8カ月間供用は延期されたが、市はカーブミラーを設置し、カラー舗装で路上に止まれの規制、路側帯にドットマーク、一時停止の規制標識設置などの安全対策を施し、地元合意に至った。
地元の梅本真司区長は11日の取材に「4日間立ち会った朝の時間帯に、10台に1台の割合で一時停止せずに通過する車両があった。大変危険。交通ルールを守ってほしい。雪で路上の止まれが隠れるので、区はこれからも区民に注意喚起をしたい」と話す。
道路河川課は「優先道路が変わり、十分注意してほしい」と話す。
供用開始した新たな市道は来年6月市議会に提案して市道認定を受ける予定だ。
2012-12-15 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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