小山小PTAが全国協議会長表彰〜父親が参加しやすい仕組みづくりなどが評価

2012-12-09 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 小山小学校PTA(会員数=399家庭と教職員23人)はこのほど、平成24年度日本PTA全国協議会長表彰を受けた。「おやじの会」を組織して父親が活動に参加しやすい仕組みを作るなど、児童の健全育成や学校環境整備をPTA全体で取り組んできたことなどが評価された。先ごろ、羽生田英男会長と小坂裕子副会長、野沢幹雄校長が三木市長を表敬訪問し、東京で行われた表彰式の様子などを報告した。
 羽生田会長は、これまでの活動に触れながら「歴代の活動と、父親が気軽に学校に出入りできる現在の形態を維持、発展させながら、いろんなかたちで地域に溶け込んでいきたい」と話した。また、三木市長は「親への尊敬が深まるような熱心な取り組みを進めていただき、大変ありがたい」と感謝した。
 昭和21年12月、戦後の教育改革の中で「小山連合父兄会」を結成。翌22年11月に小山小学校PTAが誕生した。毎年春のPTA作業、秋の資源回収をはじめ、PTAコーラス「栃の木コール」、読み聞かせボランティア「とちのみ」の活動も盛んだ。 
 平成16年から活動する「おやじの会」の会員は現在33人。父親ならではの技術や資格を生かし、校庭芝生化に伴うスプリンクラー設置や砂場づくりのほか、耐震化に伴う改修工事の際の廊下のペンキ塗りなどを実施。同時に父親同士の親睦も深める。
 表敬訪問したこの日も、朝の全校の活動時に「とちのみ」とおやじの会のタイアップで演劇を披露し、児童たちに好評だったという。
 日本PTA全国協議会長表彰の団体部門はは本年度、全国で122団体。県内は、同校PTAと池田町立高瀬中学校PTAの2団体。

2012-12-09 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。