2012-12-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所青年部(関裕朗会長)はこのほど、小学校5、6年生を対象に7月から実施してきた商売体験セミナー「第7回ジュニアエコノミーカレッジ」の最終セミナーを同会議所で開いた。参加した10チームが決算報告書をまとめ、利益の一部を「税金」として須坂市に寄付した。
須坂の将来を担う人材育成事業として、お金の大切さや、商売の楽しさ、難しさを知ってもらおうと毎年開催している。
チーム(原則5人編成)ごとに模擬株式会社をつくり、株主(家族など)から出資してもらう資本金1万円と銀行(須坂商工会議所青年部)からの借入金1万円の計2万円以内を元手に、市内事業所の協力を得ながら、食品や雑貨などのオリジナル商品の開発や、えびす講での実践販売に取り組んだ。
その結果、10チーム合計で319,070円を売り上げた。利益の中から13,710円を寄付することに。
10チームの社長を代表して、?ふるさとこやま堂社長の宮崎愛斗君(小山小6)が「須坂市の商工業の発展のために役立ててください」と三木市長に目録を手渡した。
参加者には自分が稼いだお金として、1,000円前後の利益が分配され、?ハニーベア副社長の三井美菜さん(森上小6)は「関ジャニ∞のポスターを買いたい」。?小山っ子ガールズ接客部長の山岸莉奈さん(小山小6)は「好きな洋服を買いたい」と喜んでいた。
修了証書授与式で、関会長らは「商売はたくさんの人たちの協力があって成り立つことを、皆さんは身をもって感じたと思う。5カ月間よくがんばりました。この貴重な経験を今後に役立てて」と励ました。
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