「駅からハイキング」で女子大生が注目したのは?

2012-11-11 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon JR東日本の人気イベント「駅からハイキング&ウオーキング」の特別企画として、このほど、清泉女学院大学(長野市)の人間学部心理コミュニケーション学科の学生が提案した1日限定の「ちょっ蔵おいでなして〜すざかでさがすウオーキング」が開かれた。須坂駅では学生らが参加者を出迎えてオリジナルのガイドマップなどを手渡し、コースでもおもてなしをするなど、信州須坂のPRに一役買った。
 昨年に続く2度目の提案で、2年生11人が4月からコースづくりに取り組んできた。今回は「小路」をキーワードに青木小路や松屋小路なども組み入れた約7kmのコースで、通常とは一味違う女子大生目線の見どころを提案した。
 須坂駅での受け付けでは県内や首都圏などから訪れた69人が申し込み。コースでは「手ぶらでGO」と銘打ち荷物を駅まで運ぶサービスも行った。
 同大学ではこの活動を「学生たちが自分の街の魅力と誇りを発見し、それによって企業や地域が活性化する産学官連携の一つの方向性を示すもの」と位置づけており、伊藤美友希さんと小森杏奈さん(共に長野市)は「須坂は蔵と小路が魅力。コースはそれを生かすように工夫した。皆さんに楽しんでほしい」と話していた。その言葉を裏付けるように、東京都から訪れた女性は「須坂は初めて来たが、歴史を感じる落ち着いたまち。楽しく歩かせてもらった。またゆっくりと訪ねてみたい」と喜んでいた。
 この「駅からハイキング&ウオーキング」では一般企画として、10月25日からあす11日まで「信州・須坂蔵の町ウオーキング〜すざかでさがす秋の彩り」を実施中で、首都圏などから多くの観光客がこの企画を利用して、須坂を訪れている。

2012-11-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。