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須坂市内に移動販売車運行〜コープながの

2012-09-15 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　生活協同組合コープながの（長野市、上田均理事長）は、７月から長野市信更地区へ移動販売車「うごくお店コープながの号」を運行しているが、今月から須坂市内へ事業エリアを拡大した。12日は午前11時から、こくまちハイツ前公園脇、旭ケ丘ふれあいプラザ、新田町公会堂、小島町公会堂、北相之島町第一集会場前、相之島町公会堂など７カ所を回った。買い物弱者（店が近くにない、移動に困難があるなど）といわれる高齢者を中心に利用者が集まった。
　母店のコープ長野稲里店から半径20km程度に位置する中山間地や団地を対象に、１日10カ所ほどの停留所（販売場所）を回る計画。須坂市内は水曜日。
　車両は冷蔵設備を装備した２tトラック。購入・設備費合計約1,200万円（うち県補助100万円）。県高齢買い物弱者支援モデル事業に選定された。
　車内に豆腐、パン、卵、牛乳など日配品や乳製品、野菜、果物、総菜、魚、肉、アイスクリーム、加工食品、菓子、乾物、家庭用品など500〜700品目を積載する。
　穀町、旭ケ丘、新田での声は「スーパーへ家族の車で週２回行くが、歩いて買い物ができてありがたい」「野菜が買えてうれしい」「価格はスーパー並み」と歓迎ムードだった。
　仕入れから販売、精算、運転とこなす相馬明子店長は取材に「大勢来店し、忙しいとうれしい」と語った。
　コープながのの土屋信一役員室専務理事スタッフは「天候などに左右されるが、地元の声を重視して利便性を高めたい」と話す。