2012-09-09 07:00 am by 須坂新聞
豊洲小学校5年生(松、竹組、42人)は31日、豊洲地域公民館で「かかし作り」をした。学校近くの田んぼで栽培する稲をスズメから守ろうと、同校で俳句講師を務める米山聯子さん(小河原町)に指導を依頼。頼もしい姿のかかし6体を作った。
こども21すざか未来大学豊洲分校の事業の一環。「スズメは赤色が火に見えて寄り付かない」という米山さんのアドバイスで、児童らは自宅から着なくなった衣類を持参した。グループごとに竹さおを十字に組み、丸めた新聞紙をポリ袋で包んだ頭部を固定。洋服の袖を通し、ズボンをはかせた。
小日向美波さん、市川叶恵さん、土橋歩優奈さん、黒岩海月さんは「竹を十字にしばったり、頭の形を丸くするのが難しかった」「お米を守ってね、という気持ちで作りました」と口々に話し、なかなかの出来映えに満足そう。米山さんは「どれも個性豊か。スズメも逃げていきそうだね」と、出来上がったかかしを笑顔で眺めていた。
かかしは米の収穫期まで、スズメの被害に遭わないよう、田んぼで見張り番をする。
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