2012-07-21 07:00 am by 須坂新聞
長野電鉄と須坂園芸高校は18日、連携して駅の環境整備に取り組む協定を結んだ。主に駅構内や周辺の緑化などを行う。花と緑による潤いある空間づくりのほか、住民を巻き込んでの地域活性化にもつなげたい考え。
具体的な事業内容は今後、生徒が駅を調査して検討するが、まずは須坂駅と小布施駅で実施し、花壇や緑地帯への植栽、緑化を含めた通路整備などが考えられるという。造園科の生徒が中心となって活動する。費用は同社が負担する。
同校は全国造園デザインコンクールで活躍したり、地域の緑化や環境整備などに取り組んでいることから、同社が呼びかけた。
事業期間は平成27年3月31日まで。同社が高校と連携協定を結ぶのは初めて。
長野電鉄の笠原甲一社長は「園芸高校のノウハウや生徒の若い感性を生かして、利用者や住民に快適な空間を提供することができれば」と期待した。
園芸高校の小椋勇人校長は「学習の成果を発揮する場を与えてもらいありがたい。地域貢献になる。半数の生徒は長野電鉄を利用しているので、励みにもなる」と話した。
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