【処分場課題】仁礼候補地の調査で判断〜市長が区長会で語る

2012-07-07 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市は4日、メセナホールで「区長会と市長との意見交換会」を開いた。区長会役員会が挙げた4議題のうち、最終処分場建設候補地(仁礼町)の現状と経過、今後の計画と予定についての質問に三木市長が答えた。
 市報等広報の記事を使って経過と現状を説明。候補地は「土石流や地すべりが起こる斜面ではない。多重安全対策を講じる」と安全性を強調。「市はうそや隠し立てはしない。全国の処分場の約7割が山間地。水源地かどうか今後の調査で判断したい。水源地であっても今の技術水準で基本的には対応は可能」(市長)と説明した。
 さらに「他地域へ持っていったらと言われるが、最初から検討するとさらに時間がかかる。仁礼地区で科学的・技術的に問題がないのかあるのか、それを判断していただくことが大切。調査費用をかけて本当に危なかったら撤退しなくてはならないと思っている。無駄な調査はしない。できるだけ効率的に行いたい。完成まで全力を尽くす。心にやましいものでないものをつくっていきたい」と本音で語った。

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