花と緑 須坂から10年連続国交大臣賞〜 ことしは屋部町長生会

2012-06-16 10:12 am by 須坂新聞

まちづくり icon 第23回全国「みどりの愛護」のつどいがこのほど秋田市で開かれ、花と緑の愛護に功績のあった団体として須坂市の屋部町長生会が国土交通大臣表彰を受けた。須坂市からは10年連続11団体目の受賞となり=別表参照、市や市民が取り組む花と緑のまちづくりが全国的に高い評価を得ている。

 屋部町長生会(片桐哲男会長、会員94人)は平成9年から緑化活動を開始。当初は交差点脇の花壇の整備を行っていたが、現在は公会堂や隣接する秋葉社などにプランターを設置、周辺の清掃なども行い、区民や通行者に安らぎと潤いを与えると共に地域の環境美化や明るいまちづくりに寄与している。
 今季は6月7日に会員約30人がサルビア、マリーゴールド、ベコニア、カンナの約60個のプランターを設置、6月2日に受け取ってきたばかりの表彰状を掲げて記念写真を撮った。
 翌8日には片桐会長(77)と湯本梅雄花部長(80)が市役所で三木市長に受賞を報告。2人は「大臣表彰は思いもよらないことで感激の至り。先輩たちが脈々と取り組んできてくれたおかげで感謝したい。花づくりは活動の大きな柱であり、地域や会員間のコミュニケーションとしても大きな役割を果たしている。この受賞を励みにこれからも皆で力を合わせて頑張っていきたい」と話し、三木市長は「10年連続の大臣表彰は人口が須坂と同程度の自治体では全国に例がなく、大変名誉なこと。市民の皆さんの取り組みに敬意を表したい。市としても一層花と緑のまちづくりに力を入れていきたい」と感謝した。
 なお、今回の大臣表彰は全国で87団体、県内では屋部町長生会のほか、飯山市の五荷婦人会が受賞した。

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