「仁礼候補地は断固反対」反対同盟が広域連合へ要望

2012-06-09 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 仁礼最終処分場建設阻止期成同盟(桜井郁子代表、11団体)は5日、長野広域連合(連合長・鷲沢正一長野市長)に対して「仁礼最終処分場の建設に断固反対し、白紙撤回を求める」とする要望書を提出した。6団体の代表と広域連合の善財孝文事務局長ら5人が対話した。要望書は先月24日に須坂市へ提出した内容と同じ。善財事務局長は「確かにお受けし、連合長へお伝えし、しかるべき対応を取らせていただく」と述べた。
 対話で同盟側は「市の上流にあり、水を汚したくない。つくってはいけない場所」「処分場反対ではなく、仁礼は絶対反対。発想の転換で選び直しをすべき」「安全安心は大自然の前では言えない」「都合のいい話をする市に不信感がある」「責任が取れない広域連合では推進すべきでない」と主張した。
 広域連合側は「責任は広域連合(イコール構成市町村)が持つ。建設イコール地下水を汚すことにならないような施設をつくらなければならないと思っている。リスクを下げる対策を考えることが大切」と受け答えした。
 また、地元区と協議を続け、土地所有者と踏み込んだ協議をしていないことについては「配置が具体的に固まっていないので誤解や問題が起こりうる想定の中で今は地域へ話をしている。建設は地主の了解なくしてはまずありえない。ごみ処理施設は忌避施設なので円滑に進めるために地域の了解を併せてが一般的」と述べた。

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