須坂病院に院内保育所〜安心して勤められる一歩に

2012-04-08 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県立須坂病院(斉藤博院長)は新年度、訪問看護ステーション棟(第1駐車場南側)に院内保育所「須坂病院保育園カンガルーのぽっけ」を開設した。2日、開所式を行った。対象は同院に勤務する職員の子供で6カ月から3歳まで。定員10人。高山やよい園長と保育士の2人体制で365日対応する。運営はキッズコーポレーション(宇都宮市、大塚雅斗社長)。
 広さ約54㎡。幼児室(調乳室含む)は約40㎡。乳児室約14㎡。トイレ、手洗い・うがい場、木製棚など完備する。
 木琴やカスタネット、工事用の車両、積み木など遊具やおもちゃは木製にこだわり、色彩と手触りを重視して遊びを通して学べるように配慮する。
 受け入れは現在、3人と予約1人の4人。
 施設は3年ほど託児所で活用した。改修費は450万円。今後北側屋外に遊び場を設ける計画。改修費は150万円ほどを予定。
 開所式で斉藤院長は「要望に応えて実現した。安心して勤められる小さな一歩で始めたい」。近藤和美副院長は「職員の長年の願いがかなった。見える場所に預ける場所があって安心。出産後の職場復帰が早まることが期待される」と述べた。
 運営管理受託業者の大塚社長は「重要な役割を担っている。キッズファーストで愛情豊かに、アットホームな安心の環境をつくりたい」と述べた。
 同社は北海道から九州まで約100カ所の院内保育所、企業内保育所を運営する。県内では松本、下伊那、小布施(新生病院)、佐久に続いて5カ所目。須高の病院では轟病院と新生病院に開設されている。

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