トライアスロン日本代表でアジア選手権に挑む〜北旭ケ丘町出身の渡辺さん

2012-04-01 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 4月7、8日に千葉県館山市で開く「ASTCトライアスロンアジア選手権」(実行委員会主催)のエイジグループ(年齢別選手権)男子の部に、須坂市北旭ケ丘町出身の渡辺靖之さん(33、蘇南高校教諭)が日本代表選手として出場する。スイム(水泳)1.5㎞、バイク(自転車)40㎞、ラン(マラソン)10㎞の計51.5㎞で競う同選手権を目前に、「出場するからには表彰台を狙って、得意の水泳からがんがん飛ばしていきたい」と意気込んでいる。
 トライアスロンを始めて3年目という渡辺さんは、昨年6月に熊本県で開いた「第27回天草国際トライアスロン大会」の年代別30-34歳の部で4位(男子総合では9位)に入ったことなどが評価され、日本代表選手に選ばれた。
 小学校から水泳を始め、相森中と須坂高では水泳部で活躍した。平成22年3月まで5年間勤めた須坂園芸高教諭時代に陸上部の顧問になり、生徒と一緒に走り始めたのを切っ掛けにマラソンにも目覚め、毎年11月に行われる県縦断駅伝競走では平成20年の大会で須坂上高井チームの一員として9区を走った。
 「あとはバイクがあればトライアスロンができるね」という知人の言葉を切っ掛けに、約3年前から本格的に競技に取り組み、昨年は野尻湖や山形県、新潟県など6つの大会に出場した。「種目が変わって刺激がある。爽快感があって、やっていて飽きない」と魅力を語る。
 現在の勤務地である南木曽町には室内プールが無いため、普段の練習は走りが中心というが、岐阜県中津川市のプールまで週2〜3回通って泳いだり、家の中でローラーを回しながら自転車のトレーニングも積んできた。
 渡辺さんは「トライアスロンを始めてまだ3年目なので、まだ伸びる可能性があると思っている。生徒にも刺激を与えられると思うので、良い結果を出したい。水泳が得意なので初めから飛ばす自分らしいレースをして、表彰台を目指して頑張りたい」と話す。
 また、7月に野尻湖で開かれる大会が今年の国体の県予選会を兼ねており、男女各1人が県代表選手に選ばれることから「野尻湖で優勝して、国体にも出場したい」と、その先も見据えている。

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