県道の美化活動で里親契約〜旭ケ丘プロジェクトが県、市と

2012-03-17 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 旭ケ丘地域づくり推進プロジェクトはこのほど、須坂建設事務所、須坂市とアダプトシステム協定を締結した。今後、一般県道相之島高山線沿いなどで美化活動に励む。
 同システムは地域の住民、団体などが道路管理者と協定を取り交わし、道路の一定区間の里親となってボランティアで歩道、植樹升などの美化活動を行う制度。県は必要な道具や材料などの貸与や支給、事故補償などの支援を行う。道路愛護意識の高揚、道路環境の向上、地域住民間の交流促進などが目的。現在、県内244団体、須高は12団体が結ぶ。
 同プロジェクトは、松川町、北旭ケ丘町、旭ケ丘町、光ケ丘ニュータウンの4町で構成する。会員は約50人。
 2年前から、国道403号旭ケ丘交差点から長野電鉄北須坂駅踏切までの全長800mで活動する。沿線のイチョウ並木の枝切りやせん定、落ち葉清掃、松葉菊の植栽、草取りなどを月1回のペースで行っている。
 協定締結後は道具提供などの支援を得て、活動がより活発になることが期待される。
 鈴木五十自代表は「担当の県道は須坂有数のイチョウ並木。北信五岳などが見渡せ、景観的にも素晴らしい須坂の北の玄関口でもある。きれいにして通る人や車に楽しんでいただきたい。それが市全体の環境美化や心豊かなまちづくりにつながると思う。継続には市の協力が不可欠。協定を契機にさらに励んでいきたい」
 道路管理者の同建設事務所安藤嘉夫所長は「管内でも多様な地域づくりが行われている。行政だけでは限界があり、皆さまの協力が不可欠。できるだ皆さまの地域貢献活動を支援したい」。須坂市は「皆さまと共に地域のまちづくりを進めたい」と話している。

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