須坂市出身JリーガーとJリーグ審判〜元日初蹴りで始動

2012-01-15 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon JFC須坂サッカースクール(伝田明康会長)は1日、須坂温泉古城荘体育館で恒例の初蹴りを行った。同スクールOBでJリーグ1部(J1)ベガルタ仙台の高橋義希選手(26、須坂市亀倉町出身)と、日本サッカー協会1級審判員でJ1の副審を務める山際将史さん(31、須坂市幸高町出身・松本市、県寿台養護学校教諭)の2人も元気な姿を見せ、後輩たちとフットサルを楽しんだ。
 高橋選手はプロ8年目を終えた。昨季2年目の仙台で、チームはリーグ戦を14勝14分6敗の勝ち点56で4位。19試合に出場した高橋選手はシーズン当初はレギュラーで出場、開幕から12試合負けなしのチームに貢献した。
 「被災地の希望の光になることを目標にやってきて、最低限の結果は出せた。試合に出れないときのコンディション調整や気持ちの持ち方の難しさを実感した」と振り返った。
 プロ9年目となる今季は「子どもたちの目標になれる選手を目指し、応援してくれる皆さんの期待に応えられるよう、レギュラーで試合に出続けることを目標にプレーしたい」と意気込んでいる。
 なお今季はプロの原点で6年間プレーした鳥栖(今季からJ1)への期限付き移籍が決まった(10日発表)。
 山際さんはJリーグ審判2年目の昨季、副審としてJ1とJ2のリーグ戦でそれぞれ10試合、天皇杯で3試合などを担当した。
 試合では「90分間を何事もなく無事に終えることの大切さを常に感じている」という。特に昇格・降格に関わる試合は印象に残っていると言い、「緊張感のあるゲームを割り当ててもらい、無事に終えることができ、成長できたし、自信になった」と振り返った。
 「1つのミスがあると、次試合の割り当てがなくなるという緊張感の中でやっている。次の1試合に全力を注ぐために、いい準備をしたい」と開幕に向けて気を引き締めた。
 また昨季は目標である国際審判員の候補にも挙がり、「今季も挙がるとは限らないが、挙げてもらえるよう、いつも通りのレフェリングをしたい」と決意を新たにした。

2012-01-15 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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