おべんとうコンクール全国へ〜相森中家庭科部

2012-01-15 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 第12回全国中学生創造ものづくり教育フェア(全日本中学校技術・家庭科研究会主催)の長野県大会が先ごろ、墨坂中学校など県内各会場で開かれ、「あなたのためのおべんとう」コンクール部門に出場した相森中家庭科部の涌永愛菜さん(2年)、吉沢萌佳さん(1年)、返町和音さん(1年)のチーム「JANP!」が最優秀賞に輝いた。今月21、22日に東京で開く全国大会に長野県代表として出場する。
 同コンクールは、魚を使ったメニューを献立の中心とすることを課題に、競技時間は片付けを含めて90分。調理後、1分間のプレゼンテーションを行い、審査員が食材や栄養バランス、調理方法などを総合的に審査した。
 涌永さんらが作った弁当は「お父さんのための元気モリモリ弁当」。鮭と鱈の炊き込みごはん、あじバーグ、野沢菜としらすの卵焼き、黄金シャモ蒸しなど約10種類を彩りよく詰めた。がんばって働くお父さんに食べてほしい―と、免疫力、食欲アップのための食材を選んだほか、地域食材にこだわり、須坂のリンゴやみそ、高山村のソルガム、信州黄金シャモなどを取り入れた。
 涌永さんは「全国大会では、制限時間内にできるよう、3人で協力したい」、吉沢さんは「家でも練習して、完璧にできるようになりたい」、返町さんは「練習を重ねて気持ちをひとつにし、本番でも成果を発揮したい」と意気込む。また顧問の飯泉幸子先生は「お弁当は生徒たちが計画段階から実際に調理、味見、アレンジを繰り返して作り上げたもの。全国のレベルは高いが、時間内に完成させるという課題を克服し、精一杯力を尽くして」とエールを送る。
 家庭科部の部員は現在9人。今回のお弁当部門に「JANP!」チームの他2チームが出場し、それぞれ優秀賞、優良賞だった。また、木工部門では同校技術部の小林篤弥君(2年)が優良賞だった。

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