2012-01-01 07:00 am by 須坂新聞
1月23日任期満了に伴う須坂市長選は、15日の告示まで2週間に迫った。これまでに現職2期目の三木正夫さん(62、相之島町、無所属)が立候補に向け準備を進めているほかは目立つ動きはなく、昭和63年以来24年ぶりの無投票の公算が高まっている。市選管は10日に立候補届け出事前審査を行う。
三木さんは全小中学校校舎の耐震改修や行財政改革チャレンジプランに沿って市の貯金を増やし、借金を減らす健全財政の維持に努めたことを2期目の実績として強調。また、知恵とネットワークを発揮して行った事業は議会、市民との共創の成果と高く評価する。
3期目は「田園環境健康都市」を「共創」で創造するため、第五次市総合計画に基づく4大プロジェクトの推進に力を入れることを表明している。
人口減少社会を食い止め、訪問者を増やす人口増対策や、生涯健康都市の充実、「人財」・「知財」の育成活用、地域発環境保全・エネルギー創出を掲げる。市民の立場で徹底した情報公開と、本音で話し理解し合い、「絆」と「磨き」を大事に、将来世代に負債を負わせない温かい行財政改革の継続も強調する。
昨年12月18日、立町に後援会事務所を開設した。政治活動用ビラでは「進化する公約」と内容を説明する。
市長選への有権者の関心は低い。課題の最終処分場など現市政運営を市民それぞれがどう判断するかが今後の動向を左右しそうだ。
2012-01-01 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy