交番・駐在所広報紙コンクールで須坂署大活躍

2011-12-04 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県警察本部はこのほど、県内の交番や駐在所に勤務する警察官や交番相談員が作製した「広報紙コンクール」の審査を行い、須坂署から東駐在所の太田計佐廣さんと小布施町交番相談員の松本信夫さんの作品が最高賞の金賞に選ばれた。2人は2年連続の選出。須坂署も2年連続で4部門のうち2部門が最高賞という活躍ぶりを示した。
 17回目の今回は、警察官が作ったミニ広報紙と速報、警察官OBらが務める交番相談員が作ったミニ広報紙と速報の計4部門に、県内各警察署から67点が本部に推薦され、題材の選択、記事の内容や分かりやすさ、見栄えの良さなどを基準に審査した。
 太田さん(55、千曲市出身)は警察官・速報の部での受賞。6月下旬に担当区域で振り込め詐欺の前兆事案が発生したことから、「速報あずま・夏号」として、孫を装う犯人と電話に驚く祖母のイラストを大きく描き、被害防止を呼び掛けた。イラストは元女性警察官で須坂署に勤務していたこともある妻順子さんが担当、夫婦合作で作り上げた。太田さんは「2年連続で金賞をいただき、夫婦で喜んでいます。この受賞を励みに、今後も地域の人たちに役立つ情報を発信していきたい」と話している。太田さんは平成14年3月から4年間小河原駐在所に勤務、須坂署は2度目の赴任となる。
 松本さん(63、須坂市豊島町)は交番相談員・ミニ広報紙の部での受賞。毎月1回発行する広報紙のうち、振り込め詐欺への注意、秋の交通安全運動開催、県暴力団排除条例施行などを呼び掛けた「パトロールおぶせ9月号」が評価された。松本さんは「2年連続の金賞でびっくりしています。地域情報やその時期の重点項目を全体のバランスを考えながら作っています。これからも見てもらい読んでもらえる広報紙づくりを心掛けていきたい」と話している。松本さんは平成21年3月、長野中央署飯綱町交番所長で退職、同年4月から小布施町交番の相談員を務めている。須坂署には平成14年3月から4年間総務課に在籍した。
 須坂署の宮嵜順署長は「交番や駐在所が発信する情報は地域に密着したものが多く、いかに地域の皆さんに伝えていくかが重要。その手段となる広報紙で2年連続で須坂署が高い評価をいただき大変ありがたい。これからも住民の皆さんの安心安全のためにあらゆる努力をしていきたい」と話している。

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