須坂ニュース

2011-11-19 07:00 am by 須坂新聞

　市が21日に開会する市議会12月定例会に提案する一般会計補正予算案のうち、工業振興事業ではスマートコミュニティ構想普及支援事業の採択により、小河原地区での再生可能エネルギーによるスマートファームコミュニティ構築事業化可能性調査に974万円余を計上した。
　スマートコミュニティとは環境配慮型都市とも呼ばれる。重油を使うハウス栽培に再生可能エネルギー（太陽光、太陽熱、木質バイオマス）を活用することでCO2を削減し、遊休農地への分散型メガソーラー設置などで農村社会システムの構築を探る。事業化委員会を設置し、調査は業者に委託。来年３月に国に報告する計画。
　工業課は「CO2削減や環境にやさしい農業の推進、市民生活への活用可能性を期待している」とする。
　ほかに、福祉医療費給付金事業で新たに小学４年〜６年の通院、中学生の通院・入院を対象とする経費171万円余、長野銀行からの寄付を活用して臥竜公園児童遊園の水飲み場の更新、鉄棒・砂場の更新、望岳公園にターザンロープ新設で300万円余、亀倉北原線の道路改良工事費や八幡南原線の用地費・補償費増額で9,500万円、長野電鉄屋代線廃止に伴う代替バスの運行準備事業に補助金1,400万円余、市庁舎にベビーカー配置で15万円など。

2011-11-19 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント

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