2011-11-06 07:14 am by 須坂新聞
須坂警察署、須高交通安全協会、県自家用自動車協会須高支部が募集した「須高交通安全川柳コンテスト」の表彰式がこのほど、同署で開かれた。全国から128点の応募があり、最優秀賞には須坂市小島町の植木千賀子さん(62)の「通学路 あの子もこの子も 大事な子」を選んだ。
交通安全をより身近に感じてもらおうと初めて企画。6〜8月に募集し、全日本川柳協会常任幹事の石田一郎さん(飯山市)を長とする6人で審査、最優秀賞のほか優秀賞に2点、佳作に5点を選んだ。表彰式にはこのうちの4人が出席した。
植木さんは川柳歴10年以上。自宅前が豊洲小学校の通学路で、遠くにいる孫たちと年も重なることから「無事に通学してほしい」との願いを込めた。最優秀賞受賞に「びっくりしました。川柳で賞をもらうのは初めてで、とてもうれしい」と喜びを語った。
高校生で佳作に入った小林史和君(須坂園芸1年)は生徒会交通安全委員会に所属。「初めて川柳を作って、賞をもらってびっくりしています」と話していた。
同署の宮嵜順署長は「どの作品にも交通安全を思う気持ちが込められている。機会あるごとに活用し、意識が高まってくれれば」と期待している。
【最優秀賞】
通学路あの子もこの子も大事な子 須坂 植木千賀子
【優秀賞】
後部席お尻の下で泣くベルト 須坂 成田拡夫
婿選び運転マナーをチェックする 愛知 女性23歳
【佳作】
手を上げた子等に答える思いやり 奈良 今井訓子
スピードが天国地獄仕分けする 広島 ピコタン
気をつけよひかれてからでは手遅れだ 須坂 小林史和
運転のマナーで心見抜かれる 高山 松本浩子
宴会を終えて父ちゃんバスの客 須坂 山口康智
2011-11-06 07:14 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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