須坂ニュース

2011-10-23 07:00 am by 須坂新聞

　須坂市食生活改善推進協議会は14日、北海道旭川市で開いた「本年度全国食生活改善大会第42回全国食生活改善推進員団体連絡協議会大会」（日本食生活協会・全国食生活改善推進員団体連絡協議会主催、厚労省後援）で「栄養関係功労者厚生労働大臣賞（地区組織）」に輝いた。18日、中山美栄子会長、加藤八重子副会長、渡辺りえ子役員が市役所を訪れ、三木市長に報告した。地区組織の受賞は全国39団体。県内では１団体。
　同協議会は昭和43年４月の設立から43年を迎える。乳幼児から高齢者までを対象に生活習慣病予防のための食生活、食文化の伝承、食育の推進などで地域に根ざした食と健康づくりに努めている。
　会員は協議会の健康教室を受講した148人。中山会長によると、月１回、市の栄養士や会独自に郷土食や減塩レシピを会員に伝達講習し、会員が地域や家庭に広げている。また、７ブロック独自にも行っている。
　一方、理事が離乳食で乳幼児支援、野菜の促進などで保育園食育支援、高齢者・障害者の食生活改善支援など幅広く活動する。
　中山会長は「生涯元気で暮らすため、高血圧などの予防では減塩運動に力を入れたい。子供の時に食べたものは忘れないので野菜不足は地産地消で補い、おやき作り、そば打ちなど体験を通じた関わりを大切にこれからも活動を続けたい」と取材に応えた。

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