消防本部職員が竜の里マラソンで住宅用火災警報器「PR走」

2011-10-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 16日に行われた竜の里須坂健康マラソン全国大会で、須坂市消防本部職員10人が住宅用火災警報器の設置をPRするのぼり籏を背中に掲げて10kmコースを走り、早期設置を呼び掛けた。
 火災を素早く発見する住警器は住宅防火対策の切り札と言われ、長野県では平成21年6月から全ての住宅で設置が義務化。須高でも住警器のおかげで大きな被害を免れた事例が報告されている。
 同本部予防課によれば、4月から9月にかけて須高の1,311世帯(須坂市387・小布施町507・高山村417)を調査したところ981世帯で設置しており、設置率は74.8%だった。前回調査(1,717世帯)の65.3%より9.5ポイント増加。市町村別の設置率は須坂市75.7%、小布施町65.3%、高山村85.6%、高山村で高い設置率を示した。
 マラソン大会でのPRは初めてで、より目立つようにと10人が集団で走った。沿道の市民からは「住警器付けてるよ」「がんばれ」などの声が掛かり、職員も「よろしくお願いします」と応じた。住警器担当の予防課職員樋口保彦さんは「職員からの発案で実施した。10kmを皆で走るために各自で練習を積んできた。これで少しでも関心が高まり、設置が進めば」と話している。
 設置のPRは11月6日の須坂市消費者まつり(南部地域公民館)や11月13日の老朽化消火器回収(消防本部前庭)などでも行うという。問い合わせは予防課☎026-245-4200まで。

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