【オリオン機械】栃木に4カ所目の国内工場〜生産リスクの分散図る

2011-09-17 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon オリオン機械(須坂市幸高町、太田哲郎社長)はこのほど、栃木県に国内4カ所目となる工場を建設、10月3日から操業を始める。東日本大震災を受けて、将来の災害に備えて生産リスクの分散を図っていく。
 同工場は、同社の主力製品エアードライヤーの小型機種を生産する。建物は鉄骨平屋。面積は約51万平方メートル。土地取得と建設費で約7億円。同社グループ会社のリフリックが賃借して操業する。高速道路からのアクセスもよく物流コスト削減の利点から工場建設となった。
 同社は本社工場のほか、更埴、北海道に工場がある。また、海外への生産移転が高まる中でも中国の子会社では、製品は現地で消費し日本国内に輸入しない。同社は「雇用も含めて国内の付加価値を増やすのが基本」としている。

2011-09-17 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。