須高の最高齢は105歳〜須坂市豊丘上町の小林みさほさん

2011-09-11 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 9月19日の敬老の日を前に須坂市は3日、三木市長が最高齢者、今年度に100歳となる13人(男性2人、女性11人)、高齢者施設などを祝賀訪問した。
 最高齢者は豊丘上町の小林みさほさん(現在須坂荘に入所)で、明治39年3月25日生まれの105歳、須高一の長寿でもある。3日に同荘で開かれた敬老祝賀会で三木市長から長寿の祝い状と記念品が贈られた。
 同荘の話によれば、みさほさんは話すことは前よりも少なくなったが、毎日3度の食事は介助を受けながらも、ベッドから離れてきちんと摂るなど、毎日元気で過ごしているという。子どもは85歳を頭に3人、孫は59歳を頭に6人、ひ孫は32歳を頭に14人、玄孫(やしゃご)は4歳を頭に4人がいる。
 また、100歳のうち、村山町の上原ます子さん(明治44年6月10日生まれ)は、100歳とは思えない元気な応対で、三木市長から祝い状と記念品を受け取った。
 100歳の感想や長寿の秘訣を聞くと、ます子さんは「皆さんの支えがあって生きてこられた。ありがたいことです。よく食べ、よく体を動かしているので元気でいられます」とはっきりした口調で答え、その達者な様子に、お祝いに訪れた市や区の関係者を「逆に元気をもらいました」と驚かせた。今でも畑に出て野菜作りに精を出す毎日。手先も器用で押し絵・手芸・書道などにも親しみ、教えを受けに来る人もいるという。
 子どもは71歳を頭に2人、孫は40歳を頭に4人、ひ孫は14歳を頭に7人。普段は一人暮らしだが、「きょうは子ども・孫・ひ孫たちに囲まれて幸せ」とうれしそうだった。ます子さんはこの日のために手編みのマットを数多く作り、訪れた人たちにプレゼントもした。

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