2011-08-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の百々川緑地では夏場、土日を中心に家族連れやグループがバーベキューや花火を楽しんでいるが、ごみを放置して帰ってしまう人たちが多い。紙食器や食べ残し、空き缶などに加えて、中には調理に使った鉄板やアウトドア用のイスなども。管理する市臥竜公園管理事務所では「散歩などほかの利用者もいるので、みんなが気持ちよく使えるようにマナーを守ってしっかり後片付けして」と呼びかけている。
多くのグループは、主に須坂看護専門学校南側の高甫橋下でバーベキューをしている。
21日の日曜日は前日のゴミが段ボールなどに入れられて残っていた。中にはビールの空き缶やペットボトル、調味料、紙皿、トレー、食品の袋などのほか、鉄のコテや火ばさみも。ベンチの上には食べ残しが置かれたままで、周囲にはたばこの吸い殻や花火が散らかっていた。
毎日、市職員やボランティアの市民などが見回り清掃している。休日の翌日は「量の差はあるが、たいていごみが残っている。特に生ごみや缶類など片付けるのが面倒なもの。花火もあちこちに捨てられている。きれいに片付けてあることは少ない」という。
百々川橋から米持橋にかけての百々川緑地は都市公園の位置づけで、誰でも自由に使える。火の使用については、類焼の危険があるたき火などの「火をもてあそぶこと」は禁止しているが、コンロやバーベキューセットの使用、花火などはその範囲でないという。
以前から周辺に張り紙などをしてごみの持ち帰りを呼びかけているが「増えてはいないが減ってもいない」。これまでのところ、ほかの利用者や周辺住民からの苦情はなく、市では今後も使用を規制する予定はないが「利用者のマナーに任せているが、ごみの対応には困っている」と話している。飲酒運転の注意も促している。
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