2011-08-21 07:01 am by 須坂新聞
第51回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟など主催)の中学校部門は7日に伊那文化会館、9、10日にホクト文化ホールで開いた。A編成(50人以下)で相森中と東中が金賞に輝いた。墨坂中は銅賞、B編成(35人以下)では常盤中が銀賞を受賞した。相森中は2年連続で県代表に選ばれ、きょう20日に三重県で開く東海大会に出場する。
A編成には各地区代表49校が出場し、課題曲と自由曲を12分間で演奏した。3年21人、2年24人、1年5人で臨んだ相森中は課題曲「マーチ『ライヴリーアヴェニュー』」(堀田庸元作曲)、自由曲「『交響曲第5番』より第2・第4楽章」(Mアーノルド作曲)を演奏した。
練習ではまろやかで優しい音色を響かせる音づくりに力を入れ、気持ちの面で前向きに取り組む姿勢を大切にしてきた。演奏前には全員で円陣を組んで気合いを入れた。
部長の黒岩郁奈(ふみな)さん(3年)は「気持ちを強く持って臨んだ。本番ではいつもできていたことができず、細かいミスも目立った。みんな悔いが残っていたので次の大会に進めることはうれしい」とみんなで喜び合ったという。
顧問の山岸浩教諭は「緊張感に溢れた演奏だった。練習通りにいかない部分もあったが、全体的には持っている力は全て出し尽くせた。日々の練習の積み重ねを精いっぱいステージで出せた」とねぎらった。
東海大会に向けて山岸教諭は「課題を一つ一つ解決するよう練習してきた。各県代表が集まる中で、音色や音楽性を大切に演奏したい」。黒岩さんは「県大会でのミスを改善して臨みたい。みんなでやってきたことを信じて、一人一人が実力を発揮し、一番いい最高の演奏をしたい」と意気込んでいる。
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