市長選〜候補擁立の動き低調

2011-08-06 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市選挙管理委員会は、今月9日の定例委員会で来年1月23日に任期満了を迎える須坂市長選の日程を決める。1月8日告示で15日投票か、1月15日告示で22日投票の2案が考えられる。1月の告示まで5カ月に迫る現在、新人擁立の動きは低調で、水面下で続いている意欲のある適任者探しは、9月以降も続くものとみられる。
 現職2期目の三木正夫市長(62)は2日の取材に「現時点では白紙」とし、次期出馬に触れなかった。9月市議会で意思表示があるものと推測する。
 任期半年を切ったが最終処分場候補地の受け入れ協議については「地元の意思を大切に進めたい」と従来の姿勢を繰り返す。また、「これまでの実績は市長ではなく、市民との共創の成果で、ありがたく大事なこと」と市民を評価する。
 前回、前々回は同じ顔ぶれの一騎打ちだったが、投票率は50.62%、51.61%と振るわず、自らの問題としない「お任せ民主主義」を決め込む市民が投票し、沈滞ムードから活気ある市へ脱皮できるかも大事な要素だ。
 市政発展へ志のある適任者が現れるか、選択の時期を迎える。前回と同じ顔ぶれも予想される。複数の市民グループが独自の擁立も目指している。

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