2011-07-24 07:00 am by 須坂新聞
須坂上高井駅伝部を中心に警察・消防職員や高校の陸上部員ら約60人による防犯活動組織、須高ランニングパトロールクラブ(通称須高ランパトクラブ)がこのほど発足、須坂警察署で出発式が行われた。
普段行っているランニングを通して地域の防犯に貢献しようという狙い。練習時などに黄緑色の目立つTシャツを着て走ることで、住民の防犯意識や犯罪抑止効果を高め、危険個所の発見や報告もしてもらう。Tシャツの前後には「すこうランパトClub」の文字が反射材を使って赤くプリントされている。
出発式で同駅伝部の深井郁夫監督は「部員の中から提案があり、須坂署と協力してクラブが発足した。ランパトという言葉と活動を須高に浸透させ、さらには長野県全体にも取り組みが広がればうれしい。犯罪に強い地域をつくるために、私たちにできる活動を積極的にしていきたい」とあいさつ。須坂署の宮嵜順署長は「住民の身近で起きる犯罪が後を絶たず、署としてもランパトクラブの皆さんとスクラムを組んで、防犯の輪を広げていきたい」と期待した。
引き続き、同駅伝部の高田洋一さんが出発宣言、この日参加した約40人が早速街中に走り出していった。
県内では初の取り組みとのことで、同クラブへは趣旨に賛同する人なら誰でも参加できる。登録は無料だが、Tシャツ代(2,400円)は実費。問い合わせは事務局の須坂署生活安全刑事課☎026-246-0110まで。
2011-07-24 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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