村石県会議長〜豊かな地域社会が政治の基本

2011-07-16 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 第85代の県議会議長に就任した村石正郎さん(71、須坂市下八町)の就任を祝う会が9日、光臨閣に約270人が出席して盛大に開かれ、村石さんの功績をたたえると共に今後の活躍に期待した。
 村石さんは市議を3期務めた後、平成7年の県議選に初当選、今春5選を果たした。県議会では土木住宅、商工生活環境、社会衛生の各委員長や、高校改革プラン研究会会長を歴任したほか、県生涯学習審議会会長や県監査委員などでも活躍。現在は自民党県議団副団長、県浄化槽協会会長、須坂園芸高校同窓会長など務めている。
 祝う会は須高3市町村の首長や政財界の代表ら9人からなる発起人会が主催。代表の三木須坂市長のあいさつに続いて、来賓の阿部知事、吉田・小坂・若林参議院議員、県議団代表、永井前須坂市長が、通算30年に及ぶ議会人として多大な足跡を残した村石さんと内助の功で支えたます子夫人をたたえ、先行き不透明な中で重責を担う村石さんの手腕に期待を込めた。
 これに対して、村石さんは「政治の基本は心のあり方も含め、皆が豊かになる世の中をつくること。地方は生活が成り立つための基盤が必要で、知事とは車の両輪として県政を進めていきたい。須坂市に誕生する総合技術高校は全国のモデルとなるような、たくましい人間を育てる学校にしたい。皆さんのこれまでのご支援ご協力に感謝すると共に、素晴らしい長野県、そして須高地域を築くために、これからも格別なるご指導をいただき、共に手を携えてがんばっていきたい」とあいさつ、大きな拍手が送られた。
 会は村石さんの実績や誠実温厚な人柄を裏付けるように各界の人たちが顔をそろえ、和やかな雰囲気の中で祝宴が繰り広げられた。

2011-07-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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