「恵まれていること再認識」豊丘小Pがボランティア

2011-06-19 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 豊丘小PTA「7年1組」(おやじの会、宮本一敬ルーム長)は11日、宮城県気仙沼市でがれき撤去や、仮設住宅でのフリーマーケット、被災者の話に耳を傾けるなど災害ボランティアで活動した。被災地を目の当たりにした参加者は、震災の大きさに驚き、通常生活がいかに恵まれているかを再認識したという。
 同会は保護者らに参加を呼びかけ、親子や夫妻を含む男性12人、女性2人の総勢14人で10日夜に出発した。中一日活動し、12日朝、現地を出発する強行軍で行ったという。
 市社会福祉協議会が定める「災害ボランティア派遣助成事業」で食費やガソリン代の助成を受けて実施した。
 宮本ルーム長は取材に「漁港の現地で男性は黙々とがれきを片付けた。まだ手つかずの状況が山ほど。時間も手も欲しい状況で復興には時間がかかると思う」と話す。参加者の中には、阪神淡路大震災の被災者もいて、恩返しの気持ちを込めて参加したという。

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