「自分が出来る被災地支援を」絵手紙で気持ち伝える

2011-06-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市内の絵手紙愛好者でつくる「絵手紙ふれあいの会」は東日本大震災の被災者を励まそうと、会員10数人が書いた絵手紙を1枚の台紙に貼り、宮城県塩釜市の避難所塩釜ガス体育館に送ったところ、すぐに「届きました。ありがとう」との返事が来て、会員たちを感激させている。
 同会は60〜80代の女性で結成。毎月1回集まり、お茶やおしゃべりを楽しみながら作品づくりに励んでいる。4月の例会の際に、指導する楠本かすみさん(大谷町)が「被災者の皆さんに私たちの気持ちを伝える絵手紙をかきましょう」と提案、皆が賛同し、5月の例会も続けた。4月の作品は励ましの言葉が多かったが、5月は「穏やかな気持ちになってほしい」と季節の便りを届けた。
 塩釜は須坂市職員の支援派遣地になっており、同体育館を訪れた職員が掲示板に貼られた絵手紙を見て、その様子を同会に連絡。楠本さんや会員の島田愛子さん(東横町)、大谷秀子さん(小山町)は「すぐに返事をいただき、飾ってまでいただいて、とても感激しています。義援金や物資以外にも、私たちができることをしたかった。私たちの気持ちが届けられてよかった」と話している。

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