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【JA須高】新組合長に牧氏〜常務理事廃止、職員兼務理事新設

2011-06-04 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon 　ＪＡ須高は24日、総代会を開き、任期満了に伴う役員改選を行い、新理事、監事を選出した。新理事による理事会は25日に開き、新たに代表理事組合長に理事５期目で副組合長の牧良一さん（61、小布施町六川）、代表理事副組合長に理事２期目の涌井富生さん（64、高山村駒場）を選任した。任期３年。
　組織改革では、業務効率化の一環で常務理事を廃止した。職員兼務理事として理事営農生活部長、理事信用共済部長を新設した。理事営農生活部長に渡辺澄男さん（57、前営農生活部長、飯綱町）、理事信用共済部長に黒岩喜一さん（55、前信用共済部長、須坂市村山町）を選任した。
　代表監事は松沢敏男さん（60、須坂市小島町）、同代理に黒岩健市さん（61、高山村牧）を選任。代表理事組合長の藤沢洋さん、常務理事の後藤敏さん、小林一雄さんは総代会をもって退任した。
　なお、ＪＡ須高は今年度、３事業本部制を改め、総務、営農生活、信用共済の３部制とした。支所長の職務権限を強めるなど支所機能の充実、強化を図り、組合員、地域住民とより密着した組織を目指している。
　平成22年度は直売流通の拡大等で約2,800万円の黒字決算。23年度はナガノパープルやプルーンなど果樹大国としての産地ブランドの確立に努める。果樹では前年比６％増の57億4,000万円、農産物全体では同７％増の69億6,000万円の販売を目指す。