日本画家―中島千波氏(小布施出身)〜今度は須坂の桜を描く

2011-05-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 小布施町出身の日本画家中島千波さん(東京都)は4月29、30日、須坂市豊丘上町の「弁天さんのしだれ桜」を訪れスケッチした。「桜の画家」と知られる中島さんは年内に仕上げる計画で、須高では高山村の坪井のしだれ桜、黒部のエドヒガン桜に続く大作として期待されている。
 弁天さんのしだれ桜は樹齢250年、高さ13m、幹周り約4m。昨年は須坂市指定天然記念物に選ばれ、マスコミでも大きく紹介され桜名所として全国的に注目されている。
 現地訪問のきっかけは1月、富山市で開いた2人展を鑑賞した長玅寺(須坂市豊丘町)の青木正圓住職の紹介による。その後、前小布施町長の唐沢彦三さん(小布施町六川)や元おぶせミュージアム館長の堀内文夫さん(須坂市屋部町)らの尽力で実現。当日は三木市長も激励に駆け付けた。2方向からスケッチした中島さんは「弁天さんのしだれ桜は伸びやかで美しい。しかも形が良くて、どの方向から眺めても絵になる桜」と絶賛。
 なお弁天さんのしだれ桜はピークを過ぎたが、周辺の八重桜や黄緑色の園里黄桜などが今週末見ごろを迎え、羊も放牧されている。

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