2011-04-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂市旭ケ丘地域づくり推進委員会(代表・静谷安広旭ケ丘町区長)はこのほど、災害時に清涼飲料等が取り出せ、被災者に無償配布が可能な「災害救援ベンダー(地域貢献型自動販売機)」を旭ケ丘ふれあいプラザ敷地内に設置した。須坂市と災害応援協定を結ぶ北陸コカ・コーラボトリング長野支店(幸高町)が設置し、電気料も負担する。運営する同委員会は環境美化に努め、売り上げの一部を活動費として活用する。
同支店の災害救援ベンダーは豊丘地域、中央公民館、市役所内に続いて市内4カ所目。これまでは市の運営だが、地域住民の運営は初。年間2万人以上が利用する同施設の近くに自販機がないことからまちづくりを考える団体が立ち上がった。
自販機は環境に配慮したノンフロン・ヒートポンプ式の最新型。メッセージボードからは時事通信のニュースや県警の防犯情報、地域情報の配信が可能。災害時は災害情報や地域情報が流れ、自販機内の最大800本を同支店が無償提供する。
静谷代表は設置披露で「地域の不便が一つ解消されありがたい」と感謝を表した。
同支店は「市と災害協定を結んで6年目になる。地域に根差した企業として災害時には清涼飲料を届け、今後も安心の拡大に努めたい」と述べた。
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