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【浅間育豊園】「さくらの杜育豊」に改称

2011-04-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　社会福祉法人育護会（軽井沢町）が運営する指定知的障害者更生入所施設「浅間育豊園」（須坂市下八町）は１日、障害者自立支援法による指定障害者支援施設となり、施設名を「さくらの杜　育豊（いくほう）」（丸山哲行施設長）に改称した。11日、年内の完成を目指す同施設の改築に伴う地鎮祭を現地で行った。
　新体系サービスに移行し、農作業や創作活動など日中活動の支援を行う生活介護50人、夜間の生活支援を行う施設入所支援40人を定員とし、短期入所、タイムケアなどを行う。また、昨年から今年４月にかけて市内下八町と北横町に計３カ所のケアホームを開所し、現在は自立を目指す12人が共同生活を送っている。
　改築は、耐震化と新体系サービスの設備規定に準じて行うもので、隣接する須坂技術学園南側の畑とグラウンドの一部、約12,400平方メートルの敷地に、延べ床面積2,400平方メートルの建物を建設する。入所個室40室、短期入所個室４室、訓練・作業室、エレベーターなどを設置する予定。
　地鎮祭には法人関係者や設計施工業者のエーシーエ設計、北野建設、三木正夫須坂市長ら来賓合わせて20数人が出席した。丸山施設長は「桜の名所須坂をイメージさせる名前に一新し、建物も新しくなる。今後さらに施設の機能を地域の方にアピールし、交流を深めていきたい」と話す。
　また、同法人の須坂技術学園は指定知的障害者通所授産施設から障害福祉サービス事業所となり、就労移行支援、就労継続支援Ｂ型の事業を行っていく。