2011-03-27 07:00 am by 須坂新聞
11種類の動物が出馬した須坂市動物園の代表選出選挙は21日に開票、383票を獲得したベンガルトラの未桜(みお・5歳/メス)が当選した。23日、飼育を担当している荻原逸貴さん(25)に駒津幸男園長から当選証書が手渡された。未桜は1年間、同園のイベントに関するポスターや年間パスポートのデザインなど、同園の広報活動に関わっていく。
告示後の13日から期日前投票を受け付け、春の動物園まつりの20、21日を投票日とした。13日から21日までの入園者数(有権者数)は4,502人で、有効投票数は1,809票。投票率は40.56%。無効投票数17票。次点は330票の川上犬(源竜)、3位は306票のフンボルトペンギン(トォちゃん)だった。
未桜は3年前、双子の臥桜(がお、オス)とともに山口県の秋吉台サファリランドからやってきた。臥桜は好奇心旺盛で誰にでも愛嬌をふりまく一方、未桜はおとなしく人見知りする性格。そこで、あえて未桜を代表選に出馬させ、たくさんの人に親しんでほしかったという荻原さんは「当選はやっぱりうれしい。これから動物園の顔となるトラの飼育担当としてとてもプレッシャーを感じるが、動物選挙の土台となるこの1年、精一杯がんばります。未桜も内心、喜んでいると思います」と話す。
初仕事は年間パスポート券のデザインモデル。またミオの語呂合わせで毎月30日を入園無料にする案や、誕生日の6月9日にイベントを開くことなどを検討していくという。
また、20、21日の動物園まつりは、東日本大震災・長野県北部地震の被災者支援のため、入園料を無料とし、募金の協力を呼び掛けた。両日で50万6,722円が集まり、市社会福祉協議会を通じて、日本赤十字社に届ける。
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