【多彩なイベント大集合】中心市街地に活気を

2011-03-13 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 昨年末に美装化が完了した須坂市中心市街地の市道銀座通り線に、3月20日、同線開通まつりをはじめとするさまざまなイベントが大集合する。それぞれの企画を主催する団体や実行委員会が連携して、通りを歩行者天国(午前10時〜午後3時)にすると共に、イベント時間や場所も相互に調整するなど、より多くの人たちに来場してもらい、楽しんでもらう準備が進められている。当日はSBCラジオ「オーマイサンデー」の生中継もあり、幼稚園児から年配者まで多くの人たちが参加する春の一大まつりが繰り広げられる。
 当日、銀座通り線で行われるイベントは▽すざか「銀座通り線」開通まつり▽須坂商業高校くますぎクラブプロデュースの「須坂ふれあいフェスタ」▽信州須坂の町の雛祭り▽信州須坂シルクと蔵のまちツーデーウオーキング(2日目)▽JR東日本の「駅からハイキング」―など。
 計画に賛同し、参加したいという団体やグループが多数あり、とりまとめをする市観光協会は「銀座通り線の美装化を祝うと共に、このイベントが中心市街地に活気を呼ぶきっかけになってほしい。参加を希望する皆さんの熱意に応えられるよう日々調整している」と、うれしい悲鳴を上げている。10日現在で別表のようなイベント(変更の場合もある)が計画されている。
 須坂商業高校くますぎクラブがプロデュースする「須坂ふれあいフェスタ」では高校生が自ら交渉して信州プロレスを招いた。午前と午後の2回興行を行い、市内4高校の男女生徒が登場する試合もある。
 また、同校生徒が授業で開発した野菜スイーツのうち3品(焼きどら芋ん/かぼちゃ信玄/ゆず香るもなか。米持町の餅・和菓子処おおばが製造・協力)を初めて校外で販売(校内では昨秋の須商マーケットで販売)する。
 同クラブ部長の樋口あやめさん(2年)、部員の小林典照君(2年)、水口美奈さん(1年)は「ダンスや太鼓なども企画しました。大勢の人に来てもらい、食べたり、見たり、楽しんだりしてほしい」と呼び掛けている。
 また、子ども対象の商品券はぬり絵やダンスなどに参加してくれた子どもたちに当日限定の100円券を配り、歩行者天国内の商店やブースで買い物をしてもらおうというもの。子どもたちや保護者に通りを歩いて、店を知ってもらい、少しでも商店の元気づくりになればと企画した。
 出店ゾーンではJA須高、おかみさんショップ、情報誌ペチャクチャ、須坂商工会議所青年部、NPO法人NEXT須坂などが販売や振る舞いで参加するほか、焼き肉居酒屋みのり(立町)を営む小林義則さんの呼び掛けに応じた仲間たちが飲食・雑貨・家具販売から写真撮影・ネイルアート・バンド演奏まで多彩な21のブースを構える。
 このほか、信州須坂の町の雛祭り実行委員会はもちつきと振る舞い、町並みの会は健康相談会、蔵の町商店会は銀座通り昔写真展、須坂園芸高校造園科はものづくりの展示(19〜21日)、NEXT須坂は「蔵の朝市」特別版を行うなど、それぞれが特色を出したイベントでまつりを盛り上げる。問い合わせは蔵のまち観光交流センター☎026-248-6867。

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