2011-01-09 07:00 am by 須坂新聞
山際さんは2008年に日本サッカー協会が認定する国内最高位資格の1級審判員を県内で初めて取得した。3年目の昨季、Jリーグ審判員に登録され、前期はJ2副審とJFL主審を兼務し、J2の12試合とJFLの4試合を担当した。前期の成績が評価され、後期はJ1副審に昇格、6試合を務めた。「目標は国際審判員になってワールドカップに出ること」と夢を膨らませる。
注目度も高いJ1への昇格は「トップでできるうれしさと責任の重さを感じた。緊張感のある試合ばかりで毎試合が勉強」。J1選手の素早い判断や精度の高いプレーの中で、「いかに選手に判定を納得させるか、判定時の適切な位置取りなどさらに意識を高めるようになった」という。
「次の試合のために自分がどれだけ準備をして臨めるかを大切にしている」という山際さんは、今季も「1試合1試合割り当てられた試合に全力を注ぎたい」と意気込む。
Jリーグの審判員は他の仕事を持ちながら務めている人がほとんど。「選手は主役。目立たないところで支えている『こういう人もいるんだ』ということを知ってもらえればうれしい」と話す。
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