【須高の政界展望】県議選4月1日告示、続いて小布施町議選

2011-01-01 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 今年の須高政界は、議会議員の改選期を迎え慌ただしい。任期満了となる長野県議会、須坂市議会、小布施町議会に、二元代表の一翼を担う新たな住民代表が誕生し、議場に立って住民の未来をどう導いていくのか、話題は尽きない。
 須坂市議選(定数20)は1月30日告示、2月6日投開票。県議選(定数58)は4月1日告示、4月10日投開票の予定。小布施町議選(定数14)は4月19日告示、4月24日投開票の予定。
 県議選須坂市・上高井郡区(定数2)は、現職の村石正郎氏(71、須坂市下八町)が昨年春、5期目に挑む決意を表明した。
 先月21日の取材に「須坂に開校する総合技術高校の環境整備など将来展望が描けるいい学校をつくるために働きたい。若い人が夢を描ける社会づくりに尽くしたい。付和雷同型でなく、公を考える人づくりが大事」と力を込めた。現在、自民党県議団副団長。
 一方、現職の永井一雄氏(68、須坂市屋部町)は、3期目に挑む決意を1月22日の後援会総会(スザカ迎賓館)で表明する予定。
 先月21日の取材に「阿部知事は支持するが、浅川ダム問題は反対。政策に是々非々で対する」とした。
 若者の結婚支援や特別支援教育・高齢者福祉の充実、議会改革の実績を強調する。ホームページを活用し、議員活動や議員報酬公開などに積極的だ。トライアル信州幹事長。
 現職2氏の動きに対して、日本共産党北部地区委員会は先月23日の取材に「前回選挙を戦ったので候補者を立てていくことを検討している」とした。
 小布施町議会は4月29日に任期満了を迎える。4年前の前回は定数14に17人が立候補して激しい選挙戦を繰り広げた。今回はまだ争点が見えてこない。選挙戦になるのかどうか注目される。

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