【特集】思い出の屋代線④「先人の情熱にロマン」

2011-01-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 子どものころから鉄道、特に廃線跡に興味があり、善光寺白馬電鉄跡などを歩いたりしていました。須坂高校では鉄道模型同好会に所属していました。
 歯科医師(現在は若穂歯科医院長)として昭和52年から若穂で働くようになってからも、しばらくは河東線が国鉄と乗り入れしていて、急行「志賀」が走り、にぎやかでした。診療中に聞こえてきた深みのあるタイフォン(警笛)の音が印象に残っています。
 私は鉄道の歴史や施設、路線の形状などに興味があります。屋代線も沿線を訪ねて、地形や線路を地図と見比べ、そこに敷設された理由を考え、確かめたり、古い鉄橋やレール、立体交差の石積みなどを見るのが好きでした。
 屋代線はほかの地方の私鉄に比べても鉄橋やレールなどの施設がしっかりしていて、地域の将来のことを考えて鉄道を敷いた先人の情熱にロマンを感じます。

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